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2007.09.18

入れ歯の秘密

上顎に比べ下顎骨の抜歯後の吸収は大きく、顎堤(顎の土手)が平らになってしまうケースが多い。
顎堤が平らになってしまった場合、(そうでなくても)下顎の入れ歯を作る際には、
顎舌骨筋窩のアンダーカットを利用できれば、動きにくい入れ歯になります。

この顎舌骨筋窩は下顎舌側の後方深部であるため、印象採得が非常に難しい。当然、出来た入れ歯も大きくなるし、アンダーカットを利用するため、入れ歯の着脱に工夫が必要となることがあります。だから、下顎の入れ歯は難しい。

アンダーカットを利用した入れ歯を製作すると、患者さんに嫌われます。出し入れが痛いらしいので不評です。

でも動きにくい入れ歯にするには、アンダーカットを利用すればなります。

それほど顎舌骨筋窩のアンダーカットは、魅力的です。歯医者にとってはね。

患者にとっては苦痛かもしれませんが、うまく調整できればすごい入れ歯になります。

ただし時間と労力がかかります。保険では、時間と労力は配慮されていません。

入れ歯装着者は、本当は、どう考えているのでしょうかね。

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