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2005.09.28

たんぱく質BMAL1デブ

日本大学の榛葉繁紀専任講師らは、体のリズムを制御する「体内時計たんぱく質」の仲間で、夜になると増えるたんぱく質の一種に、脂肪を細胞内にためる働きがあることを発見した。その名は、BMAL1です。BMAL1で、デブになる。

細胞にこのたんぱく質BMAL1を組み込むと、脂肪をためるようになった。「夜食べると太る」という現象に関係しているとみられる。
 
昼間は体内にほとんどなく、午後10時から午前2時にかけて増えるたんぱく質「BMAL1」を調べて見た。

BMAL1は、全身に分布しているが、特に脂肪組織に多いことに着目した。遺伝子操作でこのたんぱく質BMAL1を組み込んだマウスの胎児の細胞にインスリンを加えたところ、細胞は一週間後には糖を脂肪に変えてため込むようになった。

BMAL1がない細胞は、脂肪をため込めなかった。また、脂肪細胞内のBMAL1を増やすと、脂肪量が通常の1.5倍に増えた。

やはり、寝る前の夜食は、太るんだ。やめよーと。太る原因をもとから断つことね。

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2005.09.26

糖尿病治療に新境地

田中紀章岡山大教授(消化器・腫瘍外科)、小林直哉助手らが、インスリンを作る膵臓の細胞を、試験管内で大量に培養することに成功、米科学誌ネイチャー・バイオテクノロジーに26日、発表した。
 
1型糖尿病の患者などに膵臓などの移植が行われているが、提供者不足が問題だった。培養細胞は無限に増やすことができるし移植できるようになれば多くの患者の治療に役立つとしている。
 
小林助手らは、膵臓の中でインスリンを作る膵島のベータ細胞を使い、試験管内で細胞を増殖させる遺伝子を導入し培養に成功した。約250種類のうち1種類の培養細胞がインスリンを分泌し、糖に反応して分泌量を調節していることを確認した。
 
増殖させたまま移植すると安全性に問題があるため、遺伝子組み換えでこの遺伝子を切断、細胞を安定化させた。癌化をおさえた。
 
この細胞は通常のベータ細胞の4割のインスリンを分泌しており、300万個に増やした細胞を糖尿病のモデルマウスに移植した実験で、30週にわたり血糖値を正常に保つことができた。

これは新しい境地を糖尿病患者にもたらすかも知れません。

糖尿病患者が、歯周病になると、直りが悪いので、糖尿病を抑えてもらえるとありがたいです。

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2005.09.24

介護事業経営概況

厚生労働省がまとめた2004年の介護事業経営概況調査で、特別養護老人ホームなど介護3施設の利益率が低下したことがわかった。最初に高め設定だからだと思います。

03年4月の介護報酬改定で利用者の多い施設介護を中心に報酬単価を引き下げたことが響き、3施設いずれも02年に比べて利益率が下がった。施設介護は、上もの行政だから、内容には関係ない。施設を作れば、解決すると思い込みがある。

調査は04年9月の収支状況について、全国の介護施設・事業所を無作為抽出して実施した。1施設あたりの損益を補助金を除いたベースでみると、介護施設はすべて黒字で、特養ホームは199万円、介護老人保健施設が365万円、介護療養型医療施設は669万円だった。

結構、利益出ているな、歯科はそれにしても厳しい状況です。特に入れ歯は、最悪状態です。

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2005.09.20

心筋に変わる幹細胞取り出し

京都大学医学部付属病院探索医療センターの松原弘明客員教授と王英正・助教授らの研究グループは、人間の心臓の筋肉(心筋)のもとになる「幹細胞」を取り出すことにも成功した。

心筋梗塞(こうそく)を起こしたマウスに移植して、心臓の機能が回復することも同時に確認した。早ければ来春にも臨床試験に入りたいと話している。

重症の心臓病患者に移植することができれば、臓器移植なしで機能を回復させられる可能性があるという。


研究グループはまず、心臓病患者約50人から提供を受けた心臓の組織の一部を、細胞ごとにバラバラにして培養した。約8000個に1個の割合で、心筋や骨など多様な組織に成長できる性質を持った「幹細胞」の塊を作り出すことに成功した。さらに幹細胞を、心筋梗塞を起こしたマウス約20匹の心筋内に注射したところ、幹細胞が心筋などに変化し、心臓が拍動する時の収縮度が15%程度回復することがわかった。

心臓病の解明が進むことを祈ります。

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2005.09.17

スキルス胃がん

血液1滴を分析するだけで、内視鏡で調べても見つからないような早期の悪性胃がんを見つけられるという技術が開発された。今後、大規模臨床研究に取り組み、検査精度を高める。


開発したのは、若い女性に多く、進行の早いスキルス胃がんなど低分化型の胃がんをうまく見つけられる診断法だそうです。こうしたスキルス胃がんはレントゲン検査や内視鏡検査で見つけにくい。スキルス胃がんでは、見つかったときは約6割が手術できない状態で、手術した場合でも5年生存率は15―20%と低い。従来の胃がんの血液診断法は進行した状態でないと見つからなかった。

開発者である千葉大の根津雅彦助手と野村文夫教授らは低分化型胃がん患者16人と健康な人24人の血液を高性能な解析装置で調べた。がん患者は手術可能な早期の患者で、そのうち3分の2はスキルス胃がんであり、分析の結果、血液に含まれる6個のたんぱく質断片が診断に使えることが分かったそうです。

すごいな、すばらしい研究だと思う。

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2005.09.08

Reuters

Googleが通信社Reutersの買収に関心を持っているという。

へー、ロイターに関心を持っていると言うことは、買収の可能性が高いという噂でもあるのだろうか?

Googleが、買収でロイターを手に入れれば、情報の出所を押さえた形になり、あまりにも巨大企業になっていく可能性すらある。

人員が少なくて、きれいな環境の仕事で、大きく収益を生む会社ばかりを買収の対象としていけば、独禁法に違反しない程度の調整できるし、Googleは頭がやはり良い頭脳集団ですね。

メーカーなんか見向きもしないということでしょうね。

ホワイトカラーの仕事がGoogleは、お好きなようで、ブルーカラーのお仕事には決して手を出さない。

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2005.09.06

DNA解析進む

DNAはたんぱく質を作る設計図で、DNAの持つ全遺伝情報をゲノムと呼ぶ。しかし、実際にたんぱく質を作るのに必要なDNAはごくわずかで、ヒトの場合、必要なDNAは全体の約2%に過ぎず、残りは「ジャンク(がらくた)」とされてきた。そう習ったか記憶がないでーす。

しかし理研ゲノム科学総合研究センターの林崎良英主任研究員らは、マウスのゲノムを詳しく分析し、計4万4147種類のRNAが作られていることを発見。このうちの53%に相当する2万3218種類は、たんぱく質合成に関与せず、遺伝子をいつ、どこで発現させるかを指令するなどの重要な役割を担っていた。ゲノムの少なくとも約7割が、RNAに転写されていることも突き止めた。7割も機能していたの、驚きですね。

全然、35年前に習ったことと違いますね。今の学生大変だ。ガラクタから機能ありのRNAですか、ふー。

今後、ヒトのRNA解析が進めば、さまざまな病気の治療に役立つ可能性があるという。そのような解明をして欲しいと思う。

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2005.09.02

やせ薬国内未承認の成分検出

厚労省などによると、20代の女性は今年6月に死亡、死因は急性心不全だった。女性が錠剤やカプセル剤の薬を多数持っていたことから、女性を診断した医師が神奈川県に検査を依頼した。その検査から判明したのは、やせ薬に国内では、使用禁止成分が含まれていたことでした。

厚生労働省は1日、インターネットで取引されているタイ製のやせ薬「ホスピタルダイエット」を服用した女性が死亡したと発表した。

やせ薬「ホスピタルダイエット」が原因と疑われる死亡例は初めてです。国内未承認の向精神薬も検出された。

厚労省は同商品の服用中止を呼びかけるとともに、麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで、約30の個人輸入代行業者に対しネットでの取引や広告の中止を求める警告メールを送った。

国の基準と合致しない、薬の輸入ですから、犯罪に当たります。警告だけでは、すまないと思う。いずれ摘発に乗り出すだろう。

 

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