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2005.06.25

日野原重明先生

「93歳私の証・あるがまま行く」
心からほほ笑む真心
の記事です。以下に引用します。
入れ歯についての大変良い考察なので全文引用します。


 今日から歯の衛生週間が始まります。虫歯のない人でも、1年に1~2回は必ず歯科医を訪れることをおすすめします。この6月4日を機に、予約を入れてみてはいかがでしょう。

 さて、どんな人であれ、その人のもつ一番よい表情は笑顔であると私は思っています。その笑顔をいっそう引き立ててくれるのが、きれいな歯並びです。ヨン様ことペ・ヨンジュンの魅力もこれが大きいのです。

 人間の表情は、左右同じ数の顔面の表情筋でつくられます。なかでも一番直接的な役割を演じるのは、唇の左右の端、つまり口角を斜め上に引き上げる小さな筋です。笑顔はこの筋を上手に働かせることによりつくられます。口角がどのくらい引き上げられ、口元からどのくらい歯列が見えるかで笑顔も変わってきます。

 子供のころから歯列やかみ合わせの矯正を行うことが、日本に普及して久しいので、最近はきれいな歯並びを持つ人が増えてきました。専門の矯正歯科も増えて、美容外科の歯科版ともいえる審美歯科まで登場しています。

 矯正歯科の仕事は、歯やあご、口腔(こうくう)の状態を美しく維持、修復することだけではありません。機能的にも、心理的にも安定させて、体全体を健康な状態に保つことまでが含まれます。

 歯・歯列、かみ合わせの状態やあごの骨の形態など、それぞれがバランスのとれた状態になると、体のさまざまな部位や機能にも影響が出ます。

 歯は発声器の一部としての機能を持つので、歯列が整うと発音もはっきりします。かむ力も強くなります。下あごが安定した状態になると、食べ物もスムーズにのみ込めるようになります。消化器系の器官の働きがよくなり、正しい生理的機能が果たされる。

 若い人に限らず、老人にとっても矯正歯科の扱う領域は重要です。老人の病気の原因を探ってみたら、合わない義歯を使用していたことだったという話はよくあります。歯が抜けていたり、歯や歯肉の色が悪いと実年齢より老けて見せるハンディキャップにもなります。

 英米ではこうした健康上の理由も考慮され、戦前からすでに歯列やかみ合わせの矯正が一般化していました。矯正歯科の力を借りて、美しさだけでなく、健康も手に入れられたら、それはすばらしいことだと思います。その人が自信を取り戻せたら何よりです。

 最後に付け加えておきたいことがあります。

 表面的な顔の表情やきれいな歯並びだけで笑顔が完成するわけではありません。心からほほ笑む真心がその下になければ本当の笑顔とはいえないのです。ほほ笑みは心の健やかさを示し、病の癒やしにもつながるものなのです。

すばらしい含蓄のある文章です。6月4日はすぎましたが、虫歯デーは虫歯マンスで考えてください。

「心からほほ笑む真心がその下になければ本当の笑顔とはいえないのです。ほほ笑みは心の健やかさを示し、病の癒やしにもつながるものなのです。」という最後の言葉は、しびれます。

さすがに人生の大先輩です。ありがとうございます。入れ歯頑張ります。

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