イラク人質事件
人質をとり、その命と引き替えに、ある要求をしてくるというのは、危険な駆け引きです。やってはいけない行為と言うべきですが、力の弱い集団が、力の強い集団に対して、抵抗する方法として、選択したくなる戦術の一つです。
イラクの現状は、無政府状態ですので、交渉するにしても、チャンネルが少なすぎます。宗教指導者が、人質の解放を促したというのも、宗教の中にも、分派、もしくは、派閥があれば、上手く行きません。
こんな状態のイラクに、自衛隊を派遣したのですから、占領されている民から見れば、自衛隊は、アメリカ軍の協力者と見なされても、おかしくありません。
イラク人の一番望んでいることを、リサーチして出動したのでなく、アメリカ軍の要請で、アメリカ軍の補完作業で出て行けば、上手く行かなくなることもあります。
イラク人の、仕事が欲しい、民間の会社が来てくれという、要求には、あきれます。こんな危険な所に、民間企業が進出するわけが、無いのですから、自国の最低限の治安は、イラク人で守る必要があります。それが出来れば、民間企業も出ていく機会は、増えます。石油があるのですから、ーーーー
ここで人質を殺せば、日本の企業はイラクに行かないというキャンペーンをテレビでイラクで流した方が、川口外務大臣の談話を流すよりよっぽど有効だと思います。
チャンネルを捜すのもアメリカに頼んでいる現状では、どうしようもない。
小泉さんも、自衛隊は、撤退させない、テロリストに屈しないでは、話しにならない。
せめて、人質を取ることが、日本イラク両国の友好の上で良いことではないので、速やかな開放を望む位のスピーチが出来ないのかな。
もちろんこんな事で、人質の開放には、つながらないが、まず原則論を掲げないと、交渉のテーブルに相手が着かない。アメリカ大統領と同じ事を言ったって、通じないよ。武力の差があるんだから、ーーー
イラク復興のために如何に日本が、有益かを相手にアピールして、人質解放をせまる形にしなければ、ーーー
<追記>
4月15日21時、人質バクダッドのイスラム聖職者協会に、人質が無事保護されていると、アルジャジーラがテレビで放映、良かった。良かった。NHKでも確認した。
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